AJ Unity
Sweet Roses
Nana Records
リリース年度: 2010
なにか趣味が良くて聴きやすいもの、甘美で幽玄なものを探しているのならAJ
Unityの"Sweet Roses"がぴったりくるかもしれない。
鈴木ナオミとPhilipp M. MollのAJ Unityは穏やかである。気に障るような曲がないどころか、アルバムの各曲がリスナーを温かな朝のシャワーを浴びるような気分にさせる。そして、スタイルの上でこの二人組は、過去ヴァンゲリスや坂本龍一が占めていた場所アンビエント・エレクトロニカの分野に居ても、無理に新しいアイデアを求めて音楽の雑貨店に行くこともしない。
ナオミの静かな音色は確かに訴えてくるものがあり、このiPodスタイルの音楽によく合っている。 このアルバム”Sweet
Rose”の中で、曲調の違う”Graceful”でもわかるように Phillipのボーカルとの組み合わせに不思議な感じもあるが。
全体としてみれば、曲が一つに融合して行く傾向はあるものの(よく計画されてそうなっているのかもしれない)"Sweet
Roses"は感じが良くて優しいアルバムである。とても愛して止まないアルバムというところに手が届きそうな、そして簡単に好きになれるアルバムである。
Review by: Bluesbunny
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